神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
スーパーからの修理依頼
2017年5月13日近くのスーパーから「お客さんの自転車の鍵が急に動かなくなったようなので
修理して欲しい」とお電話を頂きました。
お店に行き、鍵の問題は対応できたのですが、前輪からこすれる音がするので
店まで持って帰りました。
原因はスピードセンサー。
センサーが車輪にツメで引っ掛けてあるだけなので何かの拍子に
外れてしまう事が結構あります。
お客さん自身も以前どこかの自転車店さんに持って行ったそうですが
センサー付近に潤滑剤をスプレーされただけで「はい音消えたよ」
って渡されたそうです。
スピードセンサーが採用されるようになって7~8年くらい経つのですが、
あまり電動自転車の経験がないお店だったのでしょうか。
何の解決にもなっていません。
作業自体は簡単です。
樹脂製のツメが曲がっていないならそのまま「エイッ」と
センサーを押してはめ込めばOK。
しかし、このままではまた外れるかもしれないので
前輪を外してセンサーの隙間に結束バンドを通し、スポークに縛る。
これで簡単には外れなくなります。
スピードセンサーが正常に作動しないと
アシスト力が弱くなっちゃいますのでご注意くださいね。
ちなみにスピードセンサーが元々ない電動自転車もあります。