神川輪業ブログ BLOG

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使用限度を迎えたローラーブレーキの内部

2016年11月1日

「キーキー音」が鳴らないブレーキとして

ローラーブレーキはかなりの自転車の後輪に採用されています。

 

 

ですが、そんなローラーブレーキも「キーキー音」(というかガーガー音)が

鳴ることがあります。

 

 

実はローラーブレーキ、金属と金属が擦れる事で減速するんですが、

グリスという油分で「キーキー音」が鳴らないようにしているんです。

熱などの影響でグリスも少しずつ減ってきますので音が鳴り始めたら

専用のグリスを5gほど補充してあげなければいけません。

 

 

下の画像はガーガー音がなっていたのにグリスを補充しなかったために

摩耗してしまったブレーキの部品です。

左は正常、右が摩耗品

 

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縦の細かいギザギザ溝が無くなっているのが分かりますね。

こうなるとローラーブレーキごとの交換が必要です。

 

 

電動自転車などにはグリスを長持ちさせるために

放熱フィンが付いている物もあります。

 

 

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ここが溶けたグリスなどで真っ黒になっている自転車が

結構あるのですが、そうなると放熱性が悪くなりブレーキの熱が

逃げなくなるのでキレイにしておきましょう。

 

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当店ではタイヤ交換等で後輪を外す作業時、

汚れのひどい場合は無料で清掃しております。

 

 

垂水区は本当に坂が多い所ですので

ブレーキにはかなりの意識をしておきましょう。

 

 

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