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意外と多い内装3段変速の不具合

2016年9月22日

メンテナンスがほとんど不要な変速機として、街乗り自転車をはじめ、

3段変速付の自転車が多くみられます。

 

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ただ、変速機に不具合を抱えている自転車も意外と多いんです。

 

 

1番多いのは「変速しない」という症状。

原因は変速ワイヤーの固着。

変速をほとんどしない方は、ワイヤーが錆びて動かなくなってしまいますので

時々変速してあげましょう。

特に電動自転車は一番重い「3」固定の方が多いですが、

チェーンやギヤ等の駆動系にかかる負担がかなり大きいので注意してください。

 

 

次に「漕いでいると後輪がバキバキ音がする」という症状。

原因は変速ワイヤーの調整不良。

金属のワイヤーとはいえ、新車時は伸びが出やすいです。

購入後、1~2か月経ったらお店で調整してもらいましょう。

 

 

最後は「変速しようとするとバキバキ音がする」という症状

内装変速は漕ぎながらの変速が苦手なんです。

説明書にも「漕ぐのを止めてから変速してね」と表記してあります。

不具合とはちょっと違いますが、無理やり変速してると故障の原因と

なりますので漕ぐのを止めてから変速しましょう。

 

 

今日もパンク修理のお客様の自転車(強化タイプの内装3段)で、

「1」と「2」はガクガクして、「3」でないとスムーズに走れない症状がありました。

時間がなかったので詳しく見る事が出来なかったのですが、

ワイヤーはスムーズに動いていたので、変速調整で済むか、変速機交換。

前者の場合安く済みますが、後者の場合1万円ぐらいはかかるでしょうか。

 

 

車と違って変速しなくても走れる自転車ですが、

知らず知らずに故障してしまいますので時々は動かしてあげて、

異常を感じたらお店で点検してもらって下さいね。

 

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