神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
あるメーカーの車輪(もちろん新車)
2015年10月23日自転車は新車でも車輪の手直しが必要な事が結構あります。
例えばこれ
あるモデルの新車のスポークニップルです。
28個中、半分くらいは削れちゃってバリが出ちゃってます。
パンクの原因にもなるし、これだけ機械が空転していると
適正な締め付けが出来ていないと思います。
中国の工場だから?機械そのものが悪い?オぺレーターの熟練度?
理由は不明です。。
当店で販売する自転車は全部確認し、
振れ取り、ニップル交換等の調整をしてお渡ししております。
昨日、パンク修理でお預かりした自転車。
普段のパンク修理ではまずしない車輪の振れ取りも実施。
パンクが多いからでしょうか、お客さんもパンク防止剤で
対処されていたようです。
で、パンクの原因はスポークの張りが弱かったこと。
張りが弱いと段差などで車輪が変形し、スポーク(ニップル)がチューブを押します。
空気圧が高いとチューブもパンパンに膨らみますのでスポーク(ニップル)が
貫通したと言う訳です。
ホームセンターや量販店では、手間のかかるスポークの確認などしないところが多いでしょう。
原因不明のパンクが多い方、一度専門店で見てもらってはいかがでしょうか。
子乗せ電動自転車はかなり車輪に負担がかかるので、比較的多い事例です。