神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
チューブの話
2015年7月7日タイヤの空気はなぜ抜けるんでしょうか?
それは空気がゴムを少しずつ透過(くぐり抜ける)するからです。
一般車の場合、早ければ2ヶ月ほどで乗っていて分かるぐらいに抜けます。
ロードバイクなら2週間もほっといたらかなり抜けます。
これはチューブの厚みや空気圧によって抜けるスピードが変わるためで、
簡単に言うとチューブが薄いほど抜けやすく、空気圧も高いほど抜けやすいです。
空気が抜けるとパンクしやすくなったり、走りが重くなったりしますよね。
ではどうすればいいかというと、小まめに空気を入れてあげる事です。
月に1度入れれば最高ですが、2ヶ月~3ヶ月に1度でも良いでしょう。
(スポーツ車はもっと小まめに)
また、パンクしてチューブ交換が必要な場合には厚みを増した肉厚チューブに
変えるのも1つの手ですね。標準の0.9mm⇒1.2mmぐらいになります。
ブリヂストンやパナレーサーのスーパーチューブ、IRCのプレミアムチューブ等が
有名ですね。
肉厚チューブはスポーツ車などでは重量面でデメリットもあるのですが
一般の自転車ならメリットの方が上回ると思いますのでオススメです。
空気量の少ない小径のタイヤや幅の細いロードバイクほど空気圧の管理が重要ですよ。