神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
珍しいパンクの原因&・・・
2015年2月12日先ほどパンク修理に来られた電動自転車のお客様。
自転車に乗ろうとして駐輪場から引っ張り出した途端、
「パァーンッ」と後輪が破裂したそうです。(びっくりしたでしょうね~)
「なんでかな~?ちゃんと2週間おきに入れてるんですけどね~」
なんですと!? 2週間おき?
2か月ではなくて?
「はい、近くの自転車屋に2週間と言われました。
パンクしたくないので昨日入れました。」
えっ!? 自転車屋さんに言われた?
スポーツ自転車でもないのに?
とりあえず、今後は2か月おきでいいですよと伝えました。
チューブ交換の為、後輪のナットを外したら
やたらとフレームエンド部の幅が広がっているんです。(画像は参考例です)
まさか、これは!
あの~これ、その自転車屋さんでタイヤ交換された時、
機械みたいなものでガガガとやってませんでした?
「はい、そんな感じですね。もの凄く早く終わってましたよ」
やっぱり~。
「バック拡げ」という工具で強引に広げたんですねぇ~。
フレーム変形しちゃってるじゃんよ~…
こんな工具使わなくても外れるのに時間短縮のために使うんでしょうね。
大手チェーン店でも使っていましたので、
自転車屋さんで後タイヤ交換の際は確認して依頼されるとよいでしょう。
大体この工具を使う自転車屋さんは、インパクトレンチのフルパワーで拡げますので
どうなるか想像できますね。(「バック拡げ」で検索してみてください。)
当店はこの工具は使いません(というか持ってません)
時間はかかりますが丁寧な作業を心がけています。
修理前より悪い状態にしない。
大切なことだと思います。