神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
ビッケモブddのスイッチ交換、大変でした
2026年10月11日せっかく良い傾向にあった私の四十肩、
自分の不注意で悪化させてしまい(右肩を思いっきり伸ばしちゃった)
寝起きが激痛です。果たして良くなるのだろうか。
さて、
2020年にブリヂストンの「ビッケモブdd」をご購入いただいた方から
スイッチに水が入ったのかON/OFFがおかしいと画像付きでメールが
来ました。
スイッチのパネル部分は大きくはがれており、一目で「あ、交換だな」
という状態でしたので「スイッチ交換で治ると思います、取り寄せます」
と返信をし、数日後に新しいスイッチを持ってご自宅まで行きました。
(自信満々に)5分で作業を終わらせるつもりでしたが、
結果は5分で諦めました。
スイッチを交換し、ボタンを押すと挙動がおかしいのです。
一度OFFにすると再度ONにしようと思ってもできない。
バッテリーの抜き差しすると勝手に電源がON になるという状態。
カプラーの抜き差しだけで終わるスイッチ交換だと決めつけていた私は
大した工具も積んでおらず、これ以上の確認作業ができなかったのでした。
お客さんに事情を報告し、お預かりして店に戻りました。
2016年モデルのステップクルーズeが店にあったので
クロスチェック用に部品を剝ぎ取るも2020年モデルのモブddとは
スイッチも違う、配線も違う、コントロールユニットも違う
とほとんど意味がありません。
まあ可能性としては配線かコントロールユニットしかないので
まず、金額の安い配線をお預かり翌日に手配。
次の日に到着し、繋ぎなおして確認するも症状変わらず。
という事はコントロールユニット内まで水が来ているという事です。
事実、配線とコントロールユニットを繋ぐカプラー部に水が確認できました。
お客さんにメールで状況報告し、
「コントロールユニットまで浸水しており交換が必要ですが
結構高いです(トータルで3万5千以上します)がいかがいたしましょうか」
と送信。
了承の返信をいただき、注文して届いた部品を自転車に取り付ける前に
動作確認しました。
うん、正常に動きます。ではコントロールユニットを交換しましょう。
で、ここからは少し大変。
コントロールユニットを外すには右側のペダル一式(クランク、プーリー)
も外す必要があり、そのためにはパツンパツンに張っているベルトを
ダルダルにしないといけないので後輪の締め付けナットも緩めます。
更に、新しい配線をフレーム内部を通すため、
浸水した古い配線も引きずり出さなければいけません。
交換した部品がこちら。
スイッチから配線を通ってコントロールユニットまで。
配線赤丸部で被覆が破れていたので、お客さん宅での作業時に「断線か!」
とも考えたのですが断線はしていなかったようです。
たぶん毛細管現象によるものでしょう。
コントロールユニットの部品を待っている期間にお客さんから
「スイッチカバーありますか?あれば付けたいです」と
リクエストがありましたので社外品を取り付けてお渡しいたしました。
個人的にはシリコンカバーは(見づらくなるので)不要派なのですが
浸水対策としては有効なのは疑いようがありません。
今回の修理は反省ばかりです。
いつもやってるから今回もこれだろうと決めて付けてしまい、
実際の確認をしなかったのがダメですね。
実際に見て、預かって判断したとしてもスイッチ、
配線、コントロールユニット交換の結果は変わらなかったのですが
もう2~3日は時間短縮できた内容でしたし、修理金額が大幅に
変わったのもダメダメです。




