神川輪業ブログ BLOG

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お客さん修理によるスイッチ部品間違い

2025年6月4日

日曜日、上の子の新しい眼鏡を買いに行きました。

矯正視力で0.4が1.0くらいになり、本人も大満足。

いやいや、視力落ちないようにしてくれよ。

今回は薄型とかブルーライトカットなどはせず6,000円でした。

30年前と比べて眼鏡も安くなりましたね。

 

 

さて、2013年モデルのPASラフィーニをご使用の方が

「電源がOFFにならない」といって先月ご来店があったのですが、

スイッチのパネル部分に割れがあり、雨水などが浸水した事が

原因のようです。

 

うまく乾けば直ることもありますが、直らないなら

手元スイッチ交換ですとお伝えし、

「様子を見ます」とのことでした。(直ってもその後の浸水対策は必要)

 

2~3週間くらいたったでしょうか、

そのお客さんから「スイッチ交換したのですが点滅表示になり、

アシストしません。」とご連絡がありました。

 

自転車を見せてもらうと

 

 

エラーコード「14」と表示されています。

ほかの配線が黒色なのに新しいスイッチはグレーの配線なのが気になり、

「スイッチが入っていた箱に書いてある部品番号を教えて下さい」

とお尋ねしたら「X73-82510-〇×」と教えて頂きました。

 

私が号機番号(というヤマハが管理している番号)で

部品を検索してみると「X92-82510-〇×」と表示されました。

 

お客さんに「モーターユニットと手元スイッチは互いに通信をしており、

見た目同じでも品番違うとエラーが出るので、もう一度交換しましょう」

「部品はこちらで手配してもいいですし、新たに持ち込みでもOKです」

と提案させていただきました。

 

翌日、「全てお願いします」とお返事をいただきましたので

注文し、届いたのがこちら

 

 

お客さん手配スイッチは青パネルにグレー配線、

私が手配したのは緑パネルに黒配線。

 

果たしてその結果は…

 

うん、エラーなくなりました。

 

今回の件だけではなく、ご自身で修理しようとした結果

余計高くついちゃう事も結構あります。

 

間違っていた部品が売れて、少しでも費用回収出来る事を

願っております(お客さんに手元スイッチ渡した)

 

 

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