神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
PASクルーのタイヤ交換
2024年12月21日今週パンク修理依頼があり、本多聞に引取りに行きました。
その際、タイヤの減りが早い事も相談されましたので
持ち帰った後で調べてみますとお伝えしました。
後パンクの原因は異物が刺さったとかいうものではなく、
「揉まれパンク」という空気圧の低い状態が長時間続いた事に
よるものでした。
※揉まれパンクはIRCタイヤのコチラをチェック
電動アシスト自転車は空気が多少抜けてもモーターパワーで
走れてしまいますのでよりダメージが大きいです。
当店でもパンクの原因の9割くらいはこの「揉まれパンク」です。
穴は1か所だけでしたのでパッチ修理も出来たのですが、
摩耗で薄くなったほかの部分がいつまで持つか
ギャンブルになってしまうので交換しました。
そして「タイヤの減りが早い(毎年前後どちらかは交換してる)」
という事に関しましてはタイヤには特に問題はなく、
あえて言うなら
・毎日の走行距離が多め(垂水区内を色々走ってる)
・前後チャイルドシート付で重量重い
・24×2.00というタイヤサイズで選択肢が無い
特に最後の「24×2.00」のタイヤサイズがネックになっている面が
意外に大きいです。オフロードスポーツ系のタイヤは
そこそこあるのですが、街乗り長寿命で電動自転車向きなタイヤは
見つけられませんでした。
ほぼ同サイズ(ちょい細い)の24×1.95も選択肢は無かったですが、
さらにちょい細い24×1.90はパナソニックの電動自転車で採用している
ので試してみる価値はあると思います。
また、外観イメージはだいぶ華奢になりますが24×1.75まで細くすると
電動自転車用途の選択肢も結構増えますので、「減りが早い」と
悩んでおられるPASクルー乗りの方は購入店にご相談してみて下さい。
私もお客様お渡し時に24×1.75化についてお伝えいたしました。
そしてもちろん手元スイッチの時計合わせも行いました。(ヤマハあるある)