神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
事故の時には必ず警察を呼ぶ事
2024年5月31日「ハンドルが動かなくなった」と修理依頼がありましたので
千鳥が丘までお預かりに行ってきました。
自転車を見てみるとフロントフォークが曲がって、
フレームに当たっています。
聞けば原付バイクとぶつかったけど、
仕事に遅れそうだったので(警察への通報やお互いの連絡先の交換など)
何もしなかったそうです。
う~ん、何から何まで間違ってます。
事故で警察に届けなかったというのは実際にありますが、
大体は10代までの学生さんが多いですね。(どうすればいいかわからない)
今回の場合、私よりも30は人生の先輩でしょうから
何をしなければいけないのか分かっていたはず。
「仕事は後から連絡すればいいので、とにかく警察を呼ばないと」と
お客さんにお伝えしました。
当然修理も自己負担になる訳ですが、「出来るだけ安くして」と。
部品代と工賃と引取・配達代で2万円ですのでお安くは出来ません。
(ペダルやハンドルグリップや前かご等もキズがあると思いますが、
フロントフォークだけの作業にします。)
部品到着後のビフォーアフターが上の画像。
これだけ曲がって(たぶん)怪我をしていないのはラッキーでした。
交換作業後、試運転を行い問題が無かったので連絡して先ほど
お届けしてきました。
事故に遭ったら興奮して「どうしよう!」となると思いますが
落ち着いて警察に通報し、未成年の場合はご両親に現場まで
来てもらうとよいでしょう。