神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
新車整備中に不具合が見つかりお渡しできず
2024年2月9日お客様ご注文分の「PASバビーアンスーパー」が入荷しましたので
お渡し前の整備を行いました。
「9部組」というほぼ完成された状態で入荷してきますが、
当店ではある程度手直ししながら調整しております。
まずは前輪を外してホイールのセンター出し、玉当たり調整、
振れ取りなどを行いますが画像を撮り忘れており、前部分の整備は
省略っ。
前部分の次は後部の整備をしていきます。
前輪同様に後輪も外しますがその前にチェーンの張りをチェック
調整範囲の中にいますが、もう少し緩めてもよさそうですね。
ヤマハの中でもブリヂストン製造じゃないモデル(大きな声では言えない)は
後輪の整備性が少しやりにくく、部品を結構外す必要があります。
後輪を外したら前輪同様にセンター出しと振れ取りを行います。
調整が終わり、タイヤを装着しチェーンのアジャスターを2回転半ほど
緩め、モーター取付ボルトの締付を確認し、スタンドを取り付けた時に
ある事に気付きました。
スタンド曲がってる…(暗かったので外で撮影)
このためチェーンカバー後部と強く接触してます。
たまたま同じスタンドのお預かり自転車があったので比べてみました
うーむ、やらかしました。私の確認ミスです。
この場合、2通りの方法から選択してもらう必要があります。
1 走行には影響ないのでいったん納車し、部品が入荷次第交換。
2 部品を交換してからお渡し(当然数日遅れます)
お客さんに電話して状況を説明したら、「急いでないので
部品交換後でいいよー」とのお返事でした。
モウシワケゴザイマセン。
とまあ新車といってもすぐにお渡し出来ない事も時々あり、
フレームにキズがあると商品を取り寄せし直しする事もありますので
そういう事もあるんだと広い心で受け止めて頂ければと思います。