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ギュットアニーズの後ブレーキの効きをUPさせる

2022年2月22日

このブログを書いているノートPCの無線LANの

調子が悪い。急にWi-Fiを拾ってくれなくなるのだ。

再起動してもアプリケーションを再インストールしても

改善せず。という事で無線LAN子機買います。

 

 

 

「後ブレーキが全く効かない」という修理ご依頼で

2021年モデルのギュットアニーズDXの26インチを預かりました。

 

 

2022年モデルから後ブレーキが変更され、効きが良くなったので

部品流用も含めて簡単に解決できそうですね。

 

 

まずは現状確認。

はい、確かにブレーキの効きが悪い。

(他店販売車なので新車時からかは不明)

 

 

 

 

見た目はグリス汚れもないし奇麗ですね。

そして90mmフィンだったのね。(20インチは100mmだっけ?)

 

 

 

外して裏側を確認すると、少しグリスが飛んで汚れています。

原因探求のために分解してもいいのですが、シューとドラムは

熱による劣化で摩擦力が落ちていると思うのでサクッと交換します。

 

 

で、交換品は90mmフィン、100mmフィン、2022モデルで採用された

新型ブレーキの3択なのですが、当然新型投入です。

 

 

 

 

 

作業は外して付け替えるだけ。

なのでしょうか、楽しみです。

 

 

 

 

いきなりですが、ブレーキワイヤの交換が必要でした。

(そのままだと少し長さが足らない)

ワイヤを通すのにモーターカバーを取らないといけないのですが、

モーターカバーを取るにはチェーンカバーを外さないといけません。

(でもここまでは想定してた)

 

 

ブレーキワイヤーも交換して後輪を車体に取り付け、

動作チェックを行うとOKでした。

 

 

ところがスタンドを取り付けると問題が…。

 

 

 

 

赤丸のブレーキワイヤ固定部と緑丸のスタンドが

ガッツリ干渉します。

 

 

「ふ~む、ただブレーキ変えただけじゃダメで、

メーカーも2022モデルは色々対策してんのねぇ」と感心。

 

 

お茶を飲みながら対策を考えました。

「(干渉しない)旧来の100mmフィンにしようかな」とも思いました。

 

 

結果、新型ブレーキの取り付けに成功しましたが

何と画像は取り忘れました。(嬉しくてすぐにお渡ししたので)

イメージはこんな感じです。

 

 

 

 

効きもアップしているのですが、10%くらいなので

余裕はありません。

下り坂はあらかじめ速度を落として、

前後ブレーキを均等に握り下っていきましょう。

 

 

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