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ギュットミニのリム交換

2021年12月17日

小学校の懇談、10分ほどでしたがとても有意義でした。

親の知らない間にも色々成長しているんですね。

ここは直してほしいなという点も先生と共有できましたし

これならきっとサンタさんも来てくれるでしょう。

 

 

 

先日、メールからのご依頼で

「ギュットミニのリムが割れた」という事で前輪をお持ち込み頂きました。

 

 

 

 

 

リムが削れ、薄くなってタイヤの空気圧に負けてバキッと割れる症状です。

当店が行うリム交換で、ギュットミニ/ギュットアニーズは一番多いですね。

 

 

車種によって、「〇〇が弱い」というのがあるんですが、

ギュットの20インチは前輪リム割れがそれに当てはまります。

 

 

修理方法は

・リム交換

・ホイール交換

の2択ですが、破損がリムだけならリム交換が安く修理できます。

(お店さんによってはホイール交換を進められる事もある)

 

 

リムが割れた場合、タイヤサイドにダメージがある場合も多く、

今回も交換が必要でした。

 

 

 

 

で結局

・リム

・ニップル 36個

・タイヤ

・チューブ

・リムバンド

の交換作業を今回行います。

 

 

タイヤは標準の20×2.00だと入手性も悪く、値段もかなーり高いので

20×2.125をチョイスしました。(現行のギュットミニは20×1.95が標準)

 

 

で、完成

 

 

 

 

リムに溝が1本入っています。これが見えなくなったら

要交換の目安です。

 

 

そしてこれも大事なんです。

 

 

 

 

緑丸のアジャスターはブレーキシューが減ってきた際の調整に使いますが、

調整してもいっぱい握らないとブレーキが利かないなら

早めにブレーキシューを交換しましょう。

赤丸のブレーキワイヤー固定ナットは新車時整備後は触っちゃダメです。

 

 

 

2022年モデルからギュットシリーズは

後ブレーキの効きが良くなりましたので、前ブレーキのリム割れも

減ってくれると少し期待しています。

 

 

さて、次の修理(別の自転車)は後輪スポークバキバキという案件

 

 

 

 

スポーク折れだけならまだいいのですが、

・フロントフォーク曲がり

・チェーンケース破損

・バッテリーケース割れ(内部が見えてる)

などなど…

 

 

年数が8年ほど経っているので修理するのか買い替えるのかを

ご提案中です。

 

 

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