神川輪業ブログ BLOG

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4年間使用していなかった電動自転車のメンテナンス②

2021年3月17日

先日預かってきた4年間使用していない電動自転車

メンテナンスしました。

 

 

まずは前輪。空気が抜けています。

パンクしているかどうかのチェックだけなら外さなくても出来るのですが

色々と確認したいので外します。

 

 

 

 

チューブを水に入れて穴があるか確認しましょう。

 

 

 

 

ブクブクならず、チューブはOKでした。

空気が抜けていただけでしたね。

 

 

ただ、他の場所で気になる箇所が…

ハブ(車輪中心部)の回転が渋い。

 

 

 

 

ベアリングにほとんどグリス分がありません。

6年前の私はちゃんとグリアップして組み立てていたのか?。

 

 

 

 

全部洗浄し、たっぷりグリスを入れ、玉当たりも緩すぎず、締め過ぎずに

調整しました。

 

 

前輪を装着し、

ハンドルポストのグリスも塗ったか記憶にないので抜いてみたら

きちんと塗っていました。(塗っていないと固着して抜けなくなる事も…)

今後は高校生の女の子が乗るのでハンドルポストとサドルの高さを

下げました。

他にはブレーキレバーの遊び、ライトの光軸、ステムナットの締付確認

します。

 

 

後輪側を外す前にチェーンの張りもチェック。

 

 

 

 

適正範囲のちょうど中間でいい感じに調整していました。

でも、外しついでにもう少し緩めます。

 

 

 

 

チェーンも錆びは出始めていますが、固着もないので

W注油(サラサラ系のスプレーで浸透させ、ベトベト系のオイルで保護)

で様子見しますが問題ないでしょう。

 

 

では後輪を外してタイヤ、チューブ、ホイールのチェックです。

パンクしてると聞いていたので

前輪同様にチューブを水につけて穴の場所を確認しようとしたのですが、

水に入れる前に原因がたぶん分かりました。

 

 

 

 

換えたと聞いていた虫ゴムが破れています。

ん?換えたのは前輪だった?(前輪の虫ゴムは破れていなかったので)

 

 

新しい虫ゴムに交換して水に入れましたが、穴は確認できず、

パンク修理は完了です。

ついでに車輪の振れ取りやブレーキグリスの補充を行います。

 

 

これで完成!

 

 

 

 

ではなくて、最後にバッテリーの診断を行います。

室内保管で定期的に充電していたので深放電はしていませんが

果たして大丈夫なのかテスターに載せてみましょう

 

 

 

 

A判定なのでまあ大丈夫でしょう。(良い順にA→B→C→D)

本当は放電チェックもしたいのですが、「バッテリー残量80%以上から—0回」

の素晴らしい履歴が消えちゃいますのでしません。

(満充電でないと放電診断出来ない。現在98%残量)

 

 

4年間乗っていない割には非常に状態も良く、

カバーをかけていた事とバッテリーの保管方法が劣化を

抑えていたんでしょうね。

が、最後に1つ懸念が見つかりました。

 

 

 

手でクランクを回すと赤丸部のモーターギヤに

少し抵抗を感じます。

 

 

今回は軽微な状態ですし、影響もほぼ無いなので何もしませんが、

ヤマハユニットの持病(と勝手に思っている)が発生しています。

 

 

これについてはまた別の機会で触れたいと思います。