神川輪業ブログ BLOG

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前輪脱落寸前

2019年12月9日

「神川さんは(子供に対して)怒らないでしょ?」と言われます。

見た目のイメージ?、そんな事はありませんよ、しっかりと怒ります。

ただ、大声を出してというのではなく、諭すような感じなので

子供も「(怒られて)怖いのはお母ちゃんの方」と言います。

そんな私の必殺技は「なまはげさんに言うよ」。これは効きます。

 

 

 

まだ綺麗な「ハイディⅡ」が点検に来られました。

購入から半年らしく、販売店で「半年たったら点検して下さい」と言われたそう。

(当店でご購入じゃないのが私の実力不足ですね)

タイヤ、サドルなどがプチカスタマイズされておりました。

 

 

お客さんが気になる所は「空気が抜けているぐらい」で他は特になし。

 

 

少しお時間を頂いて点検してみました。

・空気圧調整

・前後車輪締付チェック

・ベルトの張りチェック

・チャイルドシート、リヤキャリヤの増し締め

・ブレーキの遊び

・ペダル、サドルの締付

・各部締付

・走行確認

 

 

簡易的な内容でしたが気になる部分が2つありました。

1つは前車輪の締付が非常に弱かった事。

締付トルクでいうと10N・mあるかどうか。

ブリヂストンの前輪モーター車はいわゆる「ゆるみ止めナット」なので

脱落はしてませんでしたが、あと半年経っていたらどうだったでしょう。

 

 

※画像はイメージです。

 

 

もう1つもサドル固定ボルトの締め付けが弱かったです。

こちらも10N・mあるかどうか。

 

 

どちらもプチカスタマイズ部分なのが気になります(後輪はOKでした)

 

 

ブリヂストンの前輪モーター車って、パナソニックやヤマハの自転車と比べて

ちょっと組立てに手間がかかります(難しい訳ではない)。

自店で組み立てなきゃいけないので(量販店向けは完成品?)組み立てる人の

スキルがある程度求められます。(前輪振れ取りとかしてるのかな?)

 

 

作業報告後、「友達の自転車も一緒に購入したので伝えておきます」との事。

(ガーン、私は2人のお客さんを逃がしているんですね。)

 

 

ご友人の方のご来店をお待ちする一方で、

もっと「神川輪業で購入するメリット」をアピールする必要性を痛感しました。

 

 

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