神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
意外と多い?「ギュット」のリム割れ
2018年9月14日「ウーバー」が出前サービスの「ウーバーイーツ」を始めたのは
知っていたんですが、どうせ大都市圏だけだろうと思っていました。
でも先週、店の前を「ウーバーイーツ」のでっかいボックスを担いだ
自転車を見たので垂水でもサービスしてるのか!と調べてみたら
エリア外でした。やっぱり。
さて、「前輪がパンクしました~」と修理依頼があったので
取りに行ってみるとパンクどころではありません、リムが割れています。
この1年の間にパナソニック「ギュットミニ」の前輪リム交換を
3件くらいしているような気がします。
3件とも、リムのブレーキ接触面からパックリという症状。
破断面を見てみると薄い所は1mmないんですよね。
こりゃ割れるわって状態です。元々薄いのかな?
残念ながらタイヤもチューブもパックリ割れてて再使用不可。
前2件はブレーキシューのゴム摩耗で金属部分がリムをゴリゴリと
削っていたのですが、今回のブレーキシューは摩耗限度ではない。
う~ん、ひょっとして標準のブレーキシューは制動力確保のために
アルミリムへの攻撃性が高い材質なんでしょうか。
でも「ギュットミニ リム交換」で検索してもそんなにヒットしないんですよね~。
全国的にはあんまりないのかなぁ。
実はみなさんの「ギュットミニ(アニーズも)」も割れそうかどうか、
簡単に調べることが出来ます。
左の画像が新品時の状態。1本ラインが掘ってありますね。
このラインが見えている内はOKです。(両側見てね)
右の画像のようにラインが見えなくなったらいつ割れてもおかしくない。
すぐに使用中止して自転車屋さんへGO!
タイヤ・チューブが無事なら1万円以内で修理出来るはず。