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増えてきた? 「PAS With」のスポーク折れ修理

2022年3月2日

冬の「あかぎれ」が年々酷くなってきてます。

仕事柄、すぐに手が油汚れになっちゃうのでピンク石鹸で

洗うのが原因だと思います。

ハンドクリームもこまめに塗っているのですが、

気が付いたらパクっと割れてる。

 

 

 

さて、「PAS With」の後輪スポーク折れでの修理です。

折れているのは4本でリムの振れも激しいので、

「スポークは36本全交換します。リムも交換になるかもしれません」

とお伝えしました。

 

 

 

 

なんか自転車がピカピカなんですよね、新し過ぎる。

バッテリーの販売時期を見てみました。

 

 

 

 

ふーむ、7か月しか経っていない。

どうして販売店ではなく当店なのでしょうか。

修理の腕を認められてる?修理だけの店と思われてる?

 

 

そんなにPAS WIthを販売していない当店ですが、

ちらほら修理に持ち込まれるケースが増えてきました。

数件は男子高校生で、1件は後チャイルドシート付。

 

 

スポークが折れる原因は色々とありますが、

原因の1つとして4本組が影響しているのでは?

と考えてます。

 

 

 

 

シティサイクルのスポークの主な組み方として

4本組、6本組、8本組があります。

 

 

で、数字が少ないほど車輪を軽くできるが強度は弱い。

中間の6本組(36本スポーク)がバランスが良いので他の26インチは

ほぼ6本組です。

20インチの小径車では4本組の(28本スポーク)も多いですが、

26インチではあんまり見ないですね。

 

 

で、修理です。スポークを全部外してみると、

リムは再利用出来そうです。

スポークは組み方を変えて6本組にしました。

 

 

 

 

 

さあ、試運転して連絡するぜい!

と思ったら前輪も1本折れてました。

 

 

 

 

こんなこと言うとヤマハさんに怒られそうですが、

男子高校生の通学用途と、後チャイルドシートを取り付ける

場合には他の選択肢もアリかなと思います。

 

 

知らんけど…。

 

 

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