神川輪業ブログ
BLOG神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
ヤマハ製、2015年以降の新型モーターの音
2016年1月23日昨日、ヤマハ製新型モーターを採用した、2016年モデルの
「ビッケ」に初めて乗った妻に感想を聞いたところ、
「モーターがウィンウィンうるさい」と言っておりました。
ただ、走行性能は旧モデルよりもスムーズで抵抗感が減ったと。
さすが当店のテストライダーです。
2015年から「PASナチュラ」シリーズを筆頭に、ヤマハ製モーターを採用している
ブリヂストンも軽量コンパクトな新型モーターを順次搭載していましたが、
チャイルドシート付きモデルは1年遅れの2016年モデルからの採用です。
今までの「PMモーター」と比べて、新型の「PAモーター」は
高い音が出る(音自体は小さい)ようです。
日中、市街地を走っていると気にならないと思いますが、
閑静な住宅街を走っていると気になるかもしれませんね。
是非試乗して確認してくださいませ。
寒いときの電動自転車バッテリーは・・・
2016年1月21日一気に冬らしい気温になってきましたね。
寒いと電動自転車のバッテリーの持ちが悪くなったと感じる方も多いはず。
これ、バッテリーの特性なんです。
知っている方もいらっしゃると思いますが、バッテリーは暑さ寒さが苦手です。
人間みたいですね。
説明書にもこう記載されています。
バッテリーの容量が少ない自転車(3Ahとか5Ahなど)の方が影響が大きいです。
10Ahクラスになるとあんまり気づかない場合も。
出来るだけ温かい環境に置いてあげる事で、性能低下を抑える事ができます。
寿命?と思う前にぜひ試してくださいね。
また、先週から少しずつチャイルドシート付き電動自転車の
お問い合わせが増えてきました。
個人的に今年はPASの「バビー XL」がイチオシです。
下の3色なんか、男の私でもおしゃれだな~と思います。
標準モデルより定価で15,120円高いんですが、
バッテリーも大容量化+チャイルドシート付きですから選ぶならコチラですね。
12番スポーク用のスポークレンチ導入
2016年1月19日現在、車輪のスポークを調整する際、メインでコレを使用しております。
パークツールの「SW-2」という工具です。
回しやすくて使い易いです。
値段も安いし精度も悪くない。
で、月に1回ぐらい極太の「12番」のスポークを扱うのですが、
「SW-2」は使えないので、サブ用の工具を使っておりました。
5つのサイズに対応した多用途品なのですが、サイズが大きく使いにくいです。
当店のメイン商品である「ビッケ」や「バビー」、「キッスミニ」
、「アンジェリーノプティット」といった電動子乗せモデルが2016年から
12番スポーク(で36本)になったので
これは専用品が要るな~という事で買いました。
ちょうど「ビッケ」の注文もありましたので。
右側が12番スポークに使う13番ニップル用のレンチです。
20インチの36本スポークで12番スポーク、
という狭くて回しにくい組み合わせもこれでクルクル回せると思います。
ちょっと使ってみたのですが、レンチとニップルの隙間がピッタリ。
精度良すぎ。
少しでも変形している(新車でも良くある)ニップルだと掴めず回せません。
メリダ ミニベロ「PAVEA1」の修理
2016年1月18日メリダがたった1年しか販売しなかった(しかも売れなかった!)
希少車です。グレードは1番安い7速のモデル。
星のプリントがポイントです。PAVEA2とPAVEA3は星が無い
素性は悪くないので、育てなかったメリダ(というかミヤタ)が悪い。
フレームもしっかりしてるし、硬いアルミフォークではないし、
アヘッドだし、ルイガノの「MV1」よりも全然スポーティ。
結構速いし。
妻の近距離サイクリング用だったのですが、
私がチラシのポスティング用に使用しておりました。
でも、去年の10月頃にお客さんの自転車の修理のため、
リヤスプロケットがドナーとなってから乗っていませんでした。
そして今回、別のお客様にシフターを提供することになりましたので
少しだけグレードアップさせて復活させてあげる事にしました。
必要なのは3点だけ
・リヤスプロケット
・シフター
・ディレーラー
全部で5,000円しない!
まずは後輪にギヤを取付けます。
段数は1、2、3、4、5・・・おっ
次にシフターとディレーラーを交換して完了。
ジャジャーン、7速から8速に変えました。
そして、ギヤも垂水区の急坂対策として28T→30Tに大きくしました。
7速から8速に変えても、まだチョイ乗りぐらいしかしていないので
効果は?ですが、いいんです自己満足ですから。
2016年モデル パナソニック「ビビ・DX」入荷
2016年1月17日
予想より少し早く、パナソニックの電動自転車「ビビ・DX」が入荷しました。
日本で一番売れているモデルの2016年版です。
今年はバッテリーを今までのモデルと互換性の無い、新バッテリーを
採用してきました。
具体的には軽量、コンパクト化と大容量化です。(8.9Ah→12Ah)
ヤマハ・ブリヂストンの12.8Ahと比較してみました。
ヤマハ・ブリヂストンのバッテリーを基準にするとホントに12Ahもあるのか?
と思っちゃいます。
反対にパナソニックを基準にするとヤマハ・ブリヂストンは
スマートさが全然ないですね。
ちなみに重さはパナソニックの12Ahが約2.2kg、
ヤマハ・ブリヂストンが約2.7kgです。
バッテリー以外にも手元スイッチが変更されています。
シンプル化して操作しやすくしているはずなんですけど
なんか違うんですよね~。見にくい。
ECONAVIを付けてから段々酷くなっている気が…
ここはヤマハ・ブリヂストンが優れていると思います。
どの項目が選択されているか視認しやすいです。
パナソニックでも、エコナビや液晶表示がない廉価モデルは見やすいのに。
でもパナソニックの手元スイッチに付いているメモリー機能は便利です。
例えばパワーモードで電源を切ったら、次に電源入れた時にも
パワーモードで起動します。
ヤマハ・ブリヂストンは強モードでも標準にリセットされちゃうんです。
とはいえライバルの8.7Ahと比べて、圧倒的大容量のバッテリーは
凄いセールスポイントなので、やっぱり今年も売れると思います。